漢方薬と生薬の種類

漢方薬ダイレクト 中国漢方薬の基礎知識や漢方薬・生薬の種類を解説。

ツムラ漢方 桂枝加朮附湯

ツムラ漢方薬製剤一覧  漢方薬の種類  ツムラ漢方薬一覧  漢方薬一覧  生薬一覧

ツムラ漢方桂枝加朮附湯エキス顆粒

       スポンサードリンク

       

作用と特徴

 「桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)」は、
 『吉益東洞』という江戸時代の医師が考案した漢方薬で、
 主に四肢の関節が痛んだり腫れたりして動かしにくい「関節痛」、「神経痛」、
 に用いられています。

 『ツムラ漢方桂枝加朮附湯エキス顆粒』は、
 「桂枝加朮附湯」から抽出したエキスより製した服用しやすい顆粒です。

効能・効果

 体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、
 ときに尿量が少ないものの次の諸症:
  関節痛、神経痛

用法・容量

 次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。

 〔 年  齢 〕 成人(15歳以上)
 〔1 回 量 〕 1包(1.875g)
 〔1日服用回数〕 2回

 〔 年  齢 〕 7歳以上15歳未満
 〔1 回 量 〕 2/3包
 〔1日服用回数〕 2回

 〔 年  齢 〕 4歳以上 7歳未満
 〔1 回 量 〕 1/2包
 〔1日服用回数〕 2回

 〔 年  齢 〕 2歳以上 4歳未満
 〔1 回 量 〕 1/3包
 〔1日服用回数〕 2回

 〔 年  齢 〕 2歳未満
 〔1 回 量 〕 服用しないでください
 〔1日服用回数〕 服用しないでください

 <用法・用量に関連する注意>
 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

成分・成分量

 本品2包(3.75g)中、
 下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.875gを含む。

 日局ケイヒ・・・・・・・・2.0g  
 日局カンゾウ・・・・・・・1.0g
 日局シャクヤク・・・・・・2.0g  
 日局ショウキョウ・・・・・0.5g
 日局ソウジュツ・・・・・・2.0g  
 日局ブシ末・・・・・・・0.25g
 日局タイソウ・・・・・・・2.0g

 添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、
 を含有します。

使用上の注意

 ■■相談すること■■

 1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
  (1)医師の治療を受けている人。
  (2)妊婦または妊娠していると思われる人。
  (3)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人。
  (4)高齢者。
  (5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
  (6)次の症状のある人。
      むくみ
  (7)次の診断を受けた人。
      高血圧、心臓病、腎臓病

 2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、
   直ちに服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮   膚 : 発疹・発赤、かゆみ
    そ の 他 : 動悸、のぼせ、ほてり、口唇・舌のしびれ

    まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
    その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

   〔症状の名称〕偽アルドステロン症、ミオパチー
   〔症   状〕手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、
          脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

 3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、
   医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

 4.長期連用する場合には、
   医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

保管及び取扱い上の注意

 1.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
 2.小児の手の届かない所に保管してください。
 3.1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、
   2日以内に服用してください。
 4.本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、
   製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが
   効能・効果にはかわりありません。
 5.使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。


 前の記事 ⇒ ツムラ漢方 桂枝加芍薬大黄湯
 次の記事 ⇒ ツムラ漢方 桂枝加竜骨牡蠣湯


ツムラ漢方製剤一覧  ツムラ漢方薬製剤の画像一覧  漢方薬の副作用  症状別の漢方薬

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional