漢方薬と生薬の種類

漢方薬ダイレクト 中国漢方薬の基礎知識や漢方薬・生薬の種類を解説。

ツムラ漢方薬 16

ツムラ漢方薬一覧表 番号順

ツムラ漢方薬 016 ツムラ半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)

       スポンサードリンク

       

①.オススメのタイプ
 冷え性ぎみで、のどのつまりやイライラがある方に。

②.特徴
 胃のむかつきを取り、気持ちを鎮め、喉の詰まりや咳を改善します。

③.効能・効果
 気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、
 嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、
 しわがれ声、神経性食道狭窄症、不眠症

④.使用目標
 体力中等度以下の人で、顔色がすぐれず、神経症的傾向があり、
 咽喉が塞がる感じ(いわゆるヒステリー球)を訴える場合に用いる。
 ・気分がふさぎ、不眠、動悸、精神不安などを訴える場合。
 ・呼吸困難、咳嗽、胸痛などを伴う場合。
 ・心窩部の振水音を伴う場合。

⑤.飲み方
 1日3回、1パックずつ食前にお飲み下さい。
 なお、100ml程度の熱湯で溶かして飲むと効果的です。

⑥.期間
 急性疾患なら、上記の症状が続く間。
 慢性疾患なら、2~3ヶ月以上を目安に続けて下さい。

⑦.適応症
 神経性胃炎 つわり せき 不安神経症 不眠症

⑧.組成(7.5g中)
 下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.5gを含む。
 ハンゲ     6.0g    ブクリョウ   5.0g
 コウボク    3.0g    ソヨウ     2.0g
 ショウキョウ  1.0g

016 ツムラ半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ) ツムラ半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ) 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)


 前の記事 ⇒ ツムラ漢方薬 15
 次の記事 ⇒ ツムラ漢方薬 17

 関連記事 : 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
      : ツムラ漢方 半夏厚朴湯

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional