漢方薬と生薬の種類

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漢方薬の飲み方

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漢方薬の飲み方

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漢方薬の飲み方

煎じて飲む時

  煎じて保存してあった漢方薬は、原則的には人肌くらいに温めて
  1日に三回位に分けて、空腹時に服用する。

エキス剤を飲む時

  温服の場合には、白湯やお湯でそのまま飲むか、
  少量のお湯(50-100ml)に溶かしてお飲みください。
  溶かして、煎液の状態にもどして飲むと吸収は良くなります。
  冷服の場合には、水で飲む。
  牛乳やお茶で飲むと、効きめが弱くなることがあるので注意が必要です。

子供が飲む時

  幼児は大人の四分の一、小学生は三分の一、中学生は二分の一を、
  メドに服用すると良い。
  そして、からだの大きさ、太り具合、体力なども加味して服用する。


漢方薬を飲む時間帯は、なぜ、食前、または食間なのか?

飲む時の基礎知識

 漢方薬は、作用が穏やかなので、食前に飲んだ方が良いとなています。
 漢方薬は、水溶性の特徴があるので、食前服用の方が吸収がよくなると、考えています。

漢方薬を飲む時間帯

 時間帯は、厳密にいえば、
 食前服用とは、食前30分前、食間服用は、食後2-3時間のことをいいます。
 最近は、忙しい方が多いので、食直前でもよい、と説明されています。

胸がむかむかする胃の弱い方

 また、食前や食間に服用すると、胃が弱い方は、胸がむかむかする、
 とおっしゃられる場合もあります。
 そのような場合は、食後に服用をしていただいても大丈夫です。


漢方薬の飲み方について

 漢方薬の服用は、吸収を良くするために、
 食後2時間、または食前1時間位の空腹時といった食間と呼ばれる時間に、
 服用するのが一般的です。

飲み忘れの際

 もし、飲み忘れてしまった場合は、食後でもかまわないのですが、
 中には作用の強い漢方薬もあるので、服用する感覚が短くなってしまう場合には、
 無理して飲まずに、そのまま次の服用まで飲まないほうがいいでしょう。

 間違っても、飲み忘れたから一度に二回分服用するということは、
 決して、してはいけません。
 副作用のリスクが二倍になると考えた方がいいです。

吸収力が上がるぬるま湯や熱いお湯

 通常の薬剤のように、水で服用するのですが、さらに吸収を高めるために、
 胃腸の弱い方などは、ぬるま湯や熱いお湯に煎じて飲むというやり方もあります。
 二日酔いの場合や、炎症を抑える時などに使う攻める瀉剤を服用する場合は、
 水で服用します。
 葛根湯(カッコントウ)は、体を温めて汗を出して病気を治す薬なので、
 熱い湯で服用して発汗を助けると、効果が上がります。

漢方薬の苦さ

 漢方薬は、独特な味わいがあります。
 苦手な方も多いと思いますが、体がそれらの成分を求めている場合、
 不思議と不快なものにはならないということがあります。

 それですから、服用の際、その味に吐き気を催すような場合は、
 処方があっていない場合があります。
 漢方薬剤師や医師に相談してみることをお勧めします。

漢方薬は個人個人の体質・症状に合わせて処方

 また、同じ症状であるからといって、ご自分に処方された漢方薬を、
 他人に分け与える事は、避けましょう。

 市販の風邪薬やサプリメントと違い、
 漢方薬は、個人個人の体質・症状に合わせて処方されたお薬なので、
 同じ症状だとしても、かえって悪化させてしまう場合があります。

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