漢方薬は医療費控除の対象
医療費控除 漢方薬
漢方薬は、治療又は療養に必要な場合には、医療費控除の対象となります。
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漢方薬やビタミン剤
Q:漢方薬やビタミン剤の購入費用は、医療費控除の対象になるのでしょうか?
A:医療費控除の対象になります。
医薬品の購入費用で医療費控除の対象となるものは、
基本的には、治療又は療養に必要なものであることが必要です(所得税法施行令第207条)。
治療又は療養のための医薬品
漢方薬やビタミン剤は、治療又は療養のために効能があるほか、
疾病の予防や健康の増進にも効能があり、これらの購入費用について
医療費控除を受けるためには、その漢方薬やビタミン剤が医薬品であることに加え、
その費用が治療又は療養に必要なものであることが必要となります。
注意、医薬品で無ければならない。
漢方薬やビタミン剤の費用について、医療費控除を受けるためには、
漢方薬やビタミン剤が、『医薬品』であり、『治療又は療養に必要なもの』
であらなければならない。
(注) 薬事法第2条第1項《医薬品の定義》に規定する医薬品に
該当しない漢方薬等の購入費用は、医療費控除の対象とはなりません
(所得税基本通達73-5)。
注記
平成25年7月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。
この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、
必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、
納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、
この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。