鷓鴣菜湯(シャコサイトウ)
漢方薬一覧 症状別漢方 漢方薬の種類 漢方薬の効果 漢方薬の副作用 漢方薬
鷓鴣菜湯(シャコサイトウ)
スポンサードリンク
①.配合生薬
海人草 (カイニンソウ) :3~5g
大黄 (ダイオウ) :1~1.5g
甘草 (カンゾウ) :1~1.5g
②.効能
回虫の駆除に効果があり、よく用いられます。
鷓鴣菜湯は、「三味鷓鴣菜湯(サンミシャコサイトウ)」
とも呼ばれます。
③.適応症
回虫の駆除 (カイチュウノクジョ)
④.使用上の注意
過去にこの薬で、発疹やかゆみなどの過敏症状が現れたことがある人、
妊婦または妊娠している可能性のある女性の服用は慎重を要します。
あらかじめ薬剤師にその旨を相談するようにしてください。
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書等を
よく理解したうえで使用するようにしてください。
⑤.副作用
鷓鴣菜湯(シャコサイトウ)の副作用
大黄(ダイオウ)には、生薬の副作用として、
下痢・腹痛・食欲不振の症状が現れることがあります。
また、子宮収縮作用や骨盤内臓器の充血作用が認められています。
そのため、流早産の原因にもなりかねません。
大量でなければまず心配ありませんが、
妊娠中の服用については医師とよく相談してください。
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
前の記事 ⇒ 芍薬甘草附子湯(シャクヤクカンゾウブシトウ)
次の記事 ⇒ 蛇床子湯(ジャショウシトウ)