漢方薬ダイレクト　中国漢方薬の基礎知識や漢方薬・生薬の種類を解説。

ツムラ漢方薬一覧　　漢方薬の飲み方　　漢方薬の効能　　漢方薬の種類　　漢方薬の副作用

135　ツムラ茵蔯蒿湯（インチンコウトウ）

　　　　　　　スポンサードリンク

①．オススメのタイプ
　黄疸があり、便秘がちの方に。

②．特徴
　黄疸を改善し、便通を良くします。

③．効能・効果
　尿量減少、やや便秘がちで比較的体力のあるものの次の諸症:
　黄疸、肝硬変症、ネフローゼ、じんましん、口内炎

④．使用目標
　比較的体力のある人で、上腹部より胸部にかけての膨満感、
　不快感を訴え、悪心、便秘を伴う場合に用いる。
　・黄疸のある場合。
　・口渇、尿量減少、皮膚蚤痒感などを伴う場合。

⑤．飲み方
　１日３回、１パックずつ食前にお飲み下さい。
　なお、100ｍｌ程度の熱湯で溶かして飲むと効果的です。

⑥．期間
　急性疾患なら、上記の症状が続く間。
　慢性疾患なら、２～３ヶ月以上を目安に続けて下さい。

⑦．適応症
　黄疸　肝硬変症　

⑧．組成（7.5ｇ中）
　下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.5ｇを含む。
　インチンコウ　　4.0ｇ
　サンシシ　　　　3.0ｇ
　ダイオウ　　　　1.0ｇ

前の記事　⇒　134　ツムラ桂枝加芍薬大黄湯（ケイシカシャクヤクダイオウトウ）
次の記事　⇒　136　ツムラ清暑益気湯（セイショエッキトウ）

関連記事　：　茵蔯蒿湯（インチンコウトウ）