千金鶏鳴散(センキンケイメイサン)
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千金鶏鳴散(センキンケイメイサン)
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①.配合生薬
大黄 (ダイオウ) :2g
桃仁 (トウニン) :5g
当帰 (トウキ) :5g
②.効能
打撲の際の腫れ、打撲の際の痛みなどに
用いられます。
③.適応症
打撲の際の腫れ (ダボクノサイノハレ)
打撲の際の痛み(ダボクノサイノイタミ)
④.使用上の注意
胃腸の弱い人、過去にこの薬で、発疹やかゆみなどの
過敏症状が現れたことがある人、
妊婦または妊娠している可能性のある女性の
服用は慎重を要します。
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
千金鶏鳴散(センキンケイメイサン)の 副作用
当帰(トウキ)には、生薬の副作用として、
薬疹(発疹・掻痒):発疹・皮膚発赤・掻痒・発熱、などの症状が
現れることがあります。
大黄(ダイオウ)には、生薬の副作用として、
下痢・腹痛・食欲不振の症状が現れることがあります。
また、子宮収縮作用や骨盤内臓器の充血作用が認められています。
そのため、流早産の原因にもなりかねません。
大量でなければまず心配ありませんが、
妊娠中の服用については医師とよく相談してください。
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
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