漢方薬と生薬の種類

漢方薬ダイレクト 中国漢方薬の基礎知識や漢方薬・生薬の種類を解説。

味麦地黄丸(ミバクジオウガン)

漢方薬一覧  症状別漢方  漢方薬の種類  漢方薬の効果  漢方薬の副作用  漢方薬

味麦地黄丸(ミバクジオウガン)

       スポンサードリンク

       

①.配合生薬
 湯剤の際
 地黄    (ジオウ)    :5~6g
 山茱萸   (サンシュユ)  :3g
 山薬    (サンヤク)   :3g
 沢瀉    (タクシャ)   :3g
 茯苓    (ブクリョウ)  :3g
 牡丹皮   (ボタンピ)   :3g
 麦門冬   (バクモンドウ) :18g
 五味子   (ゴミシ)    :6g

 六味地黄丸(ロクミジオウガン)に、麦門冬五味子?を加えたものです。

②.効能
 高齢者で、胃腸に障害がなく、疲れやすく、
 尿量が多かったり少なかったり、痰がでる場合に用いられます。

③.適応症
 腰痛     (ヨウツウ)
 かすみ目   (カスミメ)
 皮膚のかゆみ (ヒフノカユミ)
 むくみ    (ムクミ)
 排尿困難   (ハイニョウコンナン)
 頻尿     (ヒンニョウ)

④.使用上の注意
 薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
 よく理解したうえで使用してください。

⑤.副作用
 味麦地黄丸(ミバクジオウガン)の 副作用

 地黄(ジオウ)には、生薬の副作用として、
 胃もたれ・胃痛・吐気・嘔吐・下痢・胸焼け・食欲不振、など、
 胃腸障害を招く事があります。
 胃腸の弱い人には向いていない漢方薬です。

 体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
 不快な症状や副作用が出る場合があります。
 ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
 漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。


前の記事 ⇒ 麻子仁丸(マシニンガン)
次の記事 ⇒ 明朗飲加菊花(メイロウインカキクカ)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional