漢方薬と生薬の種類

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治打撲一方(ヂダボクイッポウ)

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治打撲一方(ヂダボクイッポウ)

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①.配合生薬
 川芎  (センキュウ) :3g
 撲ソク (ボクソク)  :3g
 川骨  (センコツ)  :3g
 桂皮  (ケイヒ)   :3g
 甘草  (カンゾウ)  :1.5g
 丁香  (チョウコウ) :1~1.5g
 大黄  (ダイオウ)  :1~1.5g

②.効能
 打撲ねんざによるはれ、
 痛みなどに用いられます。

③.適応症
 打撲    (ダボク)
 ねんざ   (ネンザ)
 打撲後遺症 (ダボクコウイショウ)

④.使用上の注意
 偽アルドステロン症、ミオパシーの副作用が現れた場合、
 適切な処置が必要となります。
 流産や早産の危険性があり、妊婦または妊娠している
 可能性のある女性の服用は慎重を要します。
 薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
 よく理解したうえで使用してください。

⑤.副作用
 治打撲一方(ヂダボクイッポウ)の 副作用

 甘草(カンゾウ)には、生薬の副作用として、
 偽アルドステロン症(浮腫・高血圧・むくみ・低カリウム症)、
 血圧上昇、ミオパシー、の症状が現れることがあります。
 また、インターフェロンとの併用で、間質性肺炎を起こす危険性が
 ありますので、注意してください。

 体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
 不快な症状や副作用が出る場合があります。
 ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
 漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。


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