漢方薬と生薬の種類

漢方薬ダイレクト 中国漢方薬の基礎知識や漢方薬・生薬の種類を解説。

分消湯(ブンショウトウ)

漢方薬一覧  症状別漢方  漢方薬の種類  漢方薬の効果  漢方薬の副作用  漢方薬

分消湯(ブンショウトウ)

       スポンサードリンク

       

①.配合生薬
 蒼朮  (ソウジュツ)または、
 白朮  (ビャクジュツ) :2.5~6.0g
 茯苓  (ブクリョウ)  :2.5~3.0g
 陳皮  (チンピ)    :2.0g
 厚朴  (コウボク)   :1.0~2.0g
 香附子 (コウブシ)   :2.0g
 猪苓  (チョレイ)   :1.0~3.0g
 沢瀉  (タクシャ)   :2.0~4.0g
 枳実  (キジツ)    :1.0g
 大腹皮 (ダイフクヒ)  :1.0g
 縮砂  (シュクシャ)  :1.0~2.0g
 木香  (モッコウ)   :1.0g
 生姜  (ショウキョウ) :1.0g
 燈心草 (トウシンソウ) :1.0~2.0g

②.効能
 むくみがあり、尿量が少ない場合に
 用いられます。

③.適応症
 むくみ (ムクミ)

④.使用上の注意
 過去にこの薬で、発疹やかゆみなどの過敏症状が現れたことがある人、
 妊婦または妊娠している可能性のある女性の服用は慎重を要します。
 薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
 よく理解したうえで使用してください。

⑤.副作用
 分消湯(ブンショウトウ)の 副作用
 体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
 不快な症状や副作用が出る場合があります。
 ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
 漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。

⑥.概要
 分消湯(ブンショウトウ)は、
 ネフローゼ症候群、肝硬変、胃腸症状のある水腫、腹水などの治療薬です。
 消化器の機能が衰弱して腹満や下半身のむくみがあり、尿量が少ない場合に用いる。


前の記事 ⇒ 扶脾生脈湯(フヒセイミャクトウ)
次の記事 ⇒ 分心気飲(ブンシンキイン)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional