漢方薬と生薬の種類

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温経湯(ウンケイトウ)

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温経湯(ウンケイトウ)

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①.配合生薬
 半夏  (ハンゲ)    :3~5g
 麦門冬 (バクモンドウ) :3~10g
 当帰  (トウキ)    :3g
 川芎  (センキュウ)  :2g
 芍薬  (シャクヤク)  :2g
 人参  (ニンジン)   :2g
 桂皮  (ケイヒ)    :2g
 阿膠  (アキョウ)   :2g
 牡丹皮 (ボタンピ)   :2g
 甘草  (カンゾウ)   :2g
 生姜  (ショウキョウ) :1~2g
 呉茱萸 (ゴシュユ)   :1~3g

②.効能
 虚弱体質で冷え症の人で唇が渇いたり、手足のほてりなどの症状が
 ある場合の月経不順月経過多月経困難おりもの更年期障害
 神経症、不眠症足腰の冷え湿疹しもやけ、など
 に用いられます。

③.適応症
 主婦湿疹  (シュフシッシン)
 月経不順  (ゲッケイフジュン)
 月経痛   (ゲッケイツウ)
 月経過多  (ゲッケイカタ)
 月経困難  (ゲッケイコンナン)
 おりもの  (オリモノ)
 更年期障害 (コウネンキショウガイ)
 神経症   (シンケイショウ)
 不眠症   (フミンショウ)
 湿疹    (シッシン)
 しもやけ  (シモヤケ)
 足腰の冷え (アシコシノヒエ)

④.使用上の注意
 発疹やかゆみなどの過敏症状が現れることがあります。
 胃腸の弱い方、妊婦または妊娠している可能性のある女性、
 の服用は慎重を要します。
 薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
 よく理解したうえで使用してください。

⑤.副作用
 温経湯(ウンケイトウの 副作用
 体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
 不快な症状や副作用が出る場合があります。
 ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
 漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。


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