漢方薬と生薬の種類

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附子粳米湯(ブシコウベイトウ)

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附子粳米湯(ブシコウベイトウ)

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①.配合生薬
 附子 (ブシ)   :1g
 粳米 (コウベイ) :7g
 半夏 (ハンゲ)  :5g
 大棗 (タイソウ) :3g
 甘草 (カンゾウ) :1.5g

②.効能
 体力がない人で、冷えによる腹痛胃痛に効果があり、
 よく用いられます。

③.適応症
 腹痛 (フクツウ)
 胃痛 (イツウ)

④.使用上の注意
 過去にこの薬で、発疹やかゆみなどの過敏症状が現れたことがある人、
 妊婦または妊娠している可能性のある女性の服用は慎重を要します。
 あらかじめ薬剤師にその旨を相談するようにしてください。
 薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書等を
 よく理解したうえで使用するようにしてください。

⑤.副作用
 附子粳米湯(ブシコウベイトウ)の 副作用
 体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
 不快な症状や副作用が出る場合があります。
 ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
 漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。

⑥.概要
 附子粳米湯(ブシコウベイトウ)は、
 胃痛、腹痛、嘔吐、急性胃腸炎、などの治療薬です。
 体力虚弱で、腹部が冷えて痛み、腹が鳴るもの症状に用いられます。

 大建中湯(ダイケンチュウトウ)は、蠕動不安による疼痛を主とし、
 附子粳米湯(ブシコウベイトウ)は、腹中が雷鳴しての疼痛を主とする。
 この2つをあわせて作った漢方薬が、解急蜀椒湯(カイキュウショクショウトウ)で、
 両方の證が合併して現われた場合に用いる。


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