当帰芍薬散（トウキシャクヤクサン）
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当帰芍薬散（トウキシャクヤクサン）
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①．配合生薬
当帰 （トウキ） :3g
川芎 （センキュウ） :3g
芍薬 （シャクヤク） :4～6g
茯苓 （ブクリョウ） :4g
蒼朮 （ソウジュツ）または、
白朮 （ビャクジュツ） :4g
沢瀉 （タクシャ） :4～5g
②．効能
比較的体力の低下した人で、冷え症、疲れやすい、貧血、
頭痛、めまい、肩こり、動悸、耳鳴りなどの
症状がみられる場合の月経不順、月経困難、
不妊症、慢性腎炎、血圧異常、更年期障害、
産前産後または流産後の障害、腰痛、つわり、
痔、足腰の冷え、むくみ、しみ、にきび、
などに用いられます。
③．適応症
更年期障害 （コウネンキショウガイ）
月経不順 （ゲッケイフジュン）
月経痛 （ゲッケイツウ）
不妊症 （フニンショウ）
貧血 （ヒンケツ）
慢性腎炎 （マンセイジンエン）
腰痛 （ヨウツウ）
つわり （ツワリ）
痔 （ジ）
むくみ （ムクミ）
めまい （メマイ）
しみ （シミ）
にきび （ニキビ）
白内障 （ハクナイショウ）
足腰の冷え （アシコシノヒエ）
④．使用上の注意
腹痛、食欲不振、胃部不快感などの症状が
現れることがあります。
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書等を
よく理解したうえで使用するようにしてください。
⑤．副作用
当帰芍薬散（トウキシャクヤクサン）の 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
⑥．概要
当帰芍薬散（トウキシャクヤクサン）は、
生理トラブルや産前産後によく使用される漢方薬です。
妊娠中の腹痛や婦人の腹痛に対してつくられた処方といわれている。
倦怠感、冷え性、貧血、腹痛、めまい、むくみ、おりもの過多、不妊症、
低血圧症、肌のくすみやそばかす、しもやけへも応用されます。
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